インターネットに接続するための前準備

ルータのデフォルトゲートウェイを設定する

　ここで、ルータのデフォルトゲートウェイを設定します。

　MN128-SOHO SL11の場合、各種の設定はWebブラウザを使って行います。


A>lynx http://192.168.0.1/

　MN128-SOHO SL11の設定ページはフレームを使っていて（というか、フレーム非対応のWebブラウザからアクセスされることを考慮した作りになっていない）、Lynxでアクセスするのが面倒です。なんとかして、[詳細設定]-[ルータ設定]-[IP]のページにたどり着いてください。

[図：[詳細設定]-[ルータ]-[IP]設定ページ]

　さて、MN128-SOHO SL11のデフォルトゲートウェイを設定するには、[オプション]の項目の最後に、次の1行を追加します。


ip route 0.0.0.0/0/1 local 192.168.0.2

[図：[オプション]でデフォルトゲートウェイを設定]

　ここで、192.168.0.2は、先ほど設定したADSLモデムのIPアドレスです。この行を指定すると、ルータのデフォルトゲートウェイがADSLモデムに設定されます。

　コマンド行を追加したら、[設定]を実行してください（設定ページの先頭付近にある[設定]アンカーを選択してリターンキーを押す）。

[図：[設定]を実行]

　うまく設定の変更ができた場合、「設定を変更しました。」と表示されます。

　設定を変更が終わったら、[詳細設定]-[情報表示]-[IP経路]のページで設定内容を確認してみましょう。デフォルトゲートウェイが192.168.0.2に設定されていることを確認してください。

　TCP/IPで使用するDNSサーバを登録します。設定にはinetdconf.xを使います。

　DNSサーバはIPアドレスで指定します。DNSサーバのIPアドレスはプロバイダごとに異なるので、各自で調べましょう。プロバイダ提供のマニュアルとか、プロバイダのWebサイトとかに書かれている、はずです。

　ちなみに、僕が利用している@niftyのDNSサーバのIPアドレスは、202.248.37.74です。したがって、inetdconf.xでの指定は次のようになります。


A>inetdconf +dns 202.248.37.74
A>

May 2 2001 Igarashi